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作品の魅力にグッと迫る!今月の絵本

米作りや田植えの仕組みがわかる絵本

米作りや田植えの仕組みがわかる絵本

おすすめの1冊:『おむすびさんちのたうえのひ』(PHP研究所)
作・絵: かがくい ひろし

◆あらすじ
今日は、おむすびさんちの田植えの日です。おむすびさんは子どもたちと一緒に朝ごはんを食べると、一輪車に稲をのせて田んぼへ向かいました。「おはようさん。たうえびよりになったね」と、近くに住む仲間がおむすびさんの田植えを手伝うために集合しています。「おかげさまで。きょうは あさはやくから すみません」とおむすびさんがお礼を言うと、「なんの なんの おたがいさまじゃ」とにこにこ笑顔の仲間たち。集まってくれたのは、おむすび村に住む具のしゃけさんにたらこさん、おかかさん、うめぼしさんにこんぶさん、ほかにも、おいなり村からはおいなりさん、のりまき村からはほそまきさんとふとまきさんという、お米が大好きなメンバーです。さらに、お昼からは田植え名人のたこどんといかどんが加わります。そして、夕焼け空になった頃、おむすびさんの田んぼ一面に稲が植わりました。朝早くから日暮れまで、炎天下で中腰になりながら田植えを続けていたので、おかかさんは顔が真っ黒に、たらこさんは腰が曲がり、おいなりさんは形が崩れるなど、みんな、ぐったりとお疲れの様子です。そこでおむすびさんは、みんなを自宅に招いて一緒にお風呂に入り、1日の疲れをねぎらうことにしました。
ごはんと相性のよい仲間たちが一生懸命に田植えをする姿は、リアルでとてもユニーク。臨場感のある田植えの描写を見ていると、一緒に作業をしている気分になることでしょう。

◆読み聞かせのポイント
「おいしい おむすび できるよに」「おいしい おいなり できるよに」といいながら苗を植えていくシーンでは、おむすびさんたちが愛情を込めて田植えをしていることや、とても根気のいる作業であることがわかります。物語の中から得られる情報や感じることを、お子さまがしっかりと味わえるように、ゆっくりと読み進めてください。途中から手伝いに加わった、たこどんといかどんが多足を生かしてスピーディに田植えを進めていくシーンは圧巻です。音の表現や挿絵から伝わる田植え名人の様子を、親子で一緒に楽しみましょう。

◆絵本作家さんの魅力
かがくいひろしさんは、特別支援学校の先生として28年間教壇に立ち続けた後、2005年に50歳で『おもちのきもち』(講談社)を手がけ、絵本作家としてデビューしています。その後、『だるまさんが』シリーズ(ブロンズ新社)や『まくらのせんにん そこのあなたの巻』(佼成出版社)、『おしくら・まんじゅう』(ブロンズ新社)、『みみかきめいじん』(講談社)、『がまんのケーキ』(教育画劇)など、独自のテーマ選びと、ほのぼのとした挿絵で人気を集めましたが、54歳で急逝してしまいます。ロングセラーの『だるまさんが』シリーズ(ブロンズ新社)は乳幼児を夢中にさせ、累計570万部を突破。かがくいさんは、お腹がよじれるほどの笑いを誘ったかと思えば、感動や学びを得られる場面も盛り込まれているような名作を、数年の作家人生で残されています。

みどころ
「田植え」は現代の子どもたちにとってなじみの薄いテーマかもしれませんが、登場するユニークなキャラクターや、やさしいタッチの挿絵、リズミカルな文章に惹かれ、あっという間に読めてしまいます。そして、田植えを身近に感じることができると思います。
冒頭に出てくるおむすびさん親子3人が朝食を食べている場面には、棚に1枚の遺影が飾られています。写っているのは、母親らしきおむすびさん。「いつものように おうちのことは たのみますよ」とおにぎりさんが言うと、「まかせて おとう」と子どもたち。お昼には、子どもたちがおとうのために作ったお弁当を田んぼまで届け、おとうたちが帰宅すると「もうわいてるよー」と、お風呂の準備をして待っています。そんなおにぎり兄弟の姿がとても頼もしく、家族の絆を感じます。さらに、ストーリー全体を通じて、働くことの大変さやおたがいさまの精神など、大切なことに気づかせてくれる作品です。絵本を通じて田植えに触れたあとは、いつもの食事がとてもおいしく感じ、ご飯を一粒残らず大事に食べる大切さを教えてあげるいい機会になると思います。また、チャンスがあれば、お子さまと一緒に田植え体験に参加してみるのもよさそうです。

絵本の選定者:子育て絵本アドバイザー/絵本セラピスト 前田ちひろさん

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