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作品の魅力にグッと迫る!今月の絵本

夏に読みたい! おばけがぞろぞろと出てくる絵本

夏に読みたい! おばけがぞろぞろと出てくる絵本

おすすめの1冊:『おばけでんしゃ』(童心社)
文: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男

◆あらすじ
大きな口の、竜のような形をした電車には不思議な姿の乗客がたくさん。乗っているのは、なんと、おばけたちです。
ようかい駅を出発した電車は、「がたたん がたたん」「がたたん がたたん」と進んでいきます。窓の横に広がるのは、一面の海。海水浴を楽しむたくさんのおばけたちが登場します。そして、お化け電車は林の中へ入っていきます。喧嘩している木やお祈りをしている木、草花のおばけたちがいます。さらに進んでいくと、今度はくらやみ駅に到着しました。登場するのは、ろくろ首や、女の子の姿をした三つ目小僧、から傘おばけや妖怪たち、鬼の子、白いふんどしをつけた馬もいます。さらに電車は進み、雪山や満開の桜の間を通過し、「これよりでんしゃはへんしんいたします」というアナウンスが入り、終着駅へ。最後までワクワクが止まらないお話です。

◆読み聞かせのポイント
「がたたん がたたん」という繰り返しの電車音フレーズをリズミカルに読んであげましょう。全体の文章はとても少なく、どのページにも見開きいっぱいの絵から得られる情報がたくさんあるので、絵の世界をじっくりと楽しめるペースで読み進めていくといいですね。集中して絵を見られるようになる2~3歳くらいのお子さまから、読み聞かせができると思います。

◆絵本作家さんの魅力
個性的な文体で独自の世界を表現するのが得意な内田麟太郎さんは、1985年に長新太さんとの共作『さかさまライオン』(童心社)で絵本作家としてデビューしました。ベストセラー「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)をはじめ、月刊絵本や紙芝居などを合わせると、200冊をはるかに超える作品があります。西村繁男さんはたくさんの人やものを細かく描写するスタイルが特徴の作家で、『絵で見る日本の歴史』や『絵で読む広島の原爆』(いずれも福音館書店)など、多くの受賞作品を手がけています。内田さんと西村さんコンビは、『がたごと がたごと』(童心社)、『とろ とっと』(くもん出版)など、ユニークで味わい深い作品を多く手がけています。

みどころ
夏らしい青い空の広がる海岸を進んだかと思うと、暗闇のいかにもおばけが好みそうな「ようかい」駅に到着します。さらに、雪山を超えて、満開の桜が広がる空を飛ぶなど、電車の進む先は四季の変化も起こります。ページをめくるたびに、情景が変わっていく動きのある展開なので、電車で遠出の旅行に出かけているような感覚が味わえるでしょう。登場するおばけたちは、よく見ると次のページで変身していることも! 細かい遊び心ある仕掛けを見つけるのも楽しい作品です。
私が初めてこの絵本を手にしたのは、娘が2歳の頃です。「がたたん がたたん」と繰り返される心地のよい文章と、ページいっぱいに描かれたおばけたちの姿に魅了され、親子で大好きになりました。私の娘が特にお気に入りだったのは、「にんげん駅」のページです。おばけがどんな人に化けたのか、ページを行ったり来たりしながら、眺めていました。この絵本に出てくるおばけの名前を、おばけの図鑑などで調べてみるのも楽しいと思います。

絵本の選定者:子育て絵本アドバイザー/絵本セラピスト 前田ちひろさん

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