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作品の魅力にグッと迫る!今月の絵本

今年の干支・イノシシが登場する絵本

今年の干支・イノシシが登場する絵本

おすすめの1冊:『おしゃれなのんのんさん』(岩崎書店)
作: 風木 一人 絵: にしむら あつこ

◆作品の魅力
2019年の干支といえば、イノシシ。今年の年賀状では、かわいいものから勇ましいものまで、いろいろなイノシシのイラストをご覧になったのではないでしょうか。この絵本に登場するイノシシ・のんのんさんは、とても愉快で笑わせてくれます。
のんのんさんは、普段は山に住んでいて、はだかんぼうで過ごしています。けれども、たまにはおしゃれをしようと、街の洋服屋さんへでかけます。お店の人が選んでくれた服を着て、ご満悦なのんのんさん。早速、買ったばかりの服を着て、川沿いを2本足で歩いて行きます。すると、かぶっていた帽子がぴゅうっと風に飛ばされ、川へ流されてしまいます。「まてまて ぼうし!」とのんのんさんは、帽子を追いかけます。服を着ていると走りにくいので、シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、靴を脱ぎ、気づくといつもの姿で4本足を使って猛ダッシュ! 無事に帽子をつかまえた後は、脱いだ服を拾いながら順番に着ていくのですが、あれれ? 最初とは違う装いに……。「ぴゅうっと」「じゃっぽーん」「ぶるるん」「ぶるぶるっ」などと言った擬音語・擬態語が多く、リズム感のあるお話の流れに引き込まれます。

◆読み聞かせのポイント
3~4歳くらいのお子さまからの読み聞かせにおすすめの作品です。おしゃれをしたのに、すぐに服を脱ぐことになり、今度はおかしな着方になってしまうという、お話の展開はスピーディーですが、やさしいタッチのイラストが、おだやかな流れを演出してくれます。絵本を読むときは、お子さまの目線に挿絵が来るような高さを意識してあげましょう。

◆絵本作家さんの魅力
風木一人(かぜきかずひと)さんは、ストーリー専門の作家です。お話に添えるイラストを発注するときには、自分で手書きの絵コンテを用意し、作品全体やページの中で表現したい世界観を明確に伝えるやり方をしているそうです。主な作品に、『ぷしゅ~』(絵・石井聖岳/岩崎書店)、『たまごのカーラ』(絵・あべ弘士/小峰書店)、『ながいながいへびのはなし』(絵・高畠純/小峰書店)などがあります。にしむらあつこさんは、文化服飾学院を卒業後、絵本作家の道へ。ストーリーを組み立てるだけでなくイラストを描くのが得意で、今作品のように、挿絵のみを担当している絵本も多く手がけています。主な作品は、『ゆうびんやさんのホネホネさん』『ゆきのひのホネホネさん』ほか、4冊出ているほねほねさんシリーズ(福音館書店)や『野をこえて』(ビリケン出版)、『おともださにナリマ小』(文・たかどのほうこ/フレーベル館)など多数の作品があります。

みどころ
ドドドド……と突進するように走り、その迫力ある姿がやや怖い印象のあるイノシシ。ところが、この作品の表紙では、2本足で立ち、おしゃれを楽しむ愉快なイノシシが登場します。にしむらさんが描く、やさしいタッチのイラスト効果もあり、すっかり「のんのんさん」のほがらかな雰囲気になじむことでしょう。のんのんさんもイノシシらしく、ドドドド……と勢いのある走りをしますが、怖さを感じるどころか、その足の速さが見られてうれしくなると思います。そして、のんのんさんが無事に帽子をつかまえた後に脱ぎ捨てた服を着ていくシーンは、おちゃめでかわいらしくて、目が離せません。「帽子は頭にかぶるんだよ」「ズボンはかぶっちゃダメだよ!」などと、お子さまからさまざまな指摘が飛んできそうな、ユーモアと笑いあふれるストーリー展開を楽しめます。お子さまが絵本の世界を存分に味わえるように、ゆっくりと読み進めてあげましょう。新年のはじまりは干支を連想させる絵本を読むいい機会です。「今年の干支は、イノシシだね。ほかにもイノシシが出てくる絵本を探してみようか」などと、干支やイノシシについて、親子で一緒に会話をしてみるのはいかがでしょうか。

絵本の選定者:子育て絵本アドバイザー/絵本セラピスト 前田ちひろさん

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