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作品の魅力にグッと迫る!今月の絵本

節分の時期に読みたい鬼の絵本

節分の時期に読みたい鬼の絵本

おすすめの1冊:『まゆとおに やまんばのむすめ まゆのおはなし』(福音館書店)
文: 富安 陽子 絵:降矢 なな

◆作品の魅力
節分のある2月は、鬼をテーマにした絵本を紹介します。節分の豆まきでは、「鬼は外、福は内」というように、鬼は災いを表し、招かれざる存在です。こちらの絵本に出てくる鬼も、なんだか怖くて危険そう。ギラギラした目玉の大男で、小娘を食べてしまおうと企んでいます。ところが、山姥(やまんば)の娘のまゆは、目の前に現れた大男が鬼とは知らず、誘われるがままに鬼の家へついて行ってしまいます。お腹がすいている鬼は、まゆを煮て食べるために大鍋に湯を沸かすことにしました。お風呂の準備をするといってごまかしている鬼の言葉を信じ、まゆは鬼を手伝おうと積極的に薪を集めたり、かまどの石を集めます。鍋の湯が沸いたところで、鬼はまゆにお風呂へ入るようにと促します。まゆは、「しんせつな ひとには いつも れいぎただしくしなさい」というお母さんの言葉を思い出し、「おさきに どうぞ」と鬼を抱え上げ、鍋の中に放り込んでしまいます。無邪気で力強いまゆの姿と、どこか憎めない鬼とのやりとりが愉快な作品です。

◆読み聞かせのポイント
ページいっぱいに大きく描かれた迫力のある鬼と、小さなまゆ。ずしんずしんと歩く鬼と、ぴょんぴょん飛び跳ねながら歩くまゆ。小枝のような木で火を起こす鬼と、太い松の木を一本、ひょいっと引き抜き、バキバキと枝を折りながらたきぎを用意するまゆ。ふたりの様子は対照的で、ストーリーがリズムよく展開されていきます。ひとつひとつのシーンを楽しみながら、読み進めていきましょう。

◆絵本作家さんの魅力
作者の富安陽子さんは、「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(福音館書店)以外にも、「妖怪一家九十九さん」シリーズ(理論社)など、シリーズ作品を多く手がけています。山姥(やまんば)、鬼、妖怪などの登場人物を愛嬌たっぷりに描く作家さんです。挿絵を描いている降矢ななさんはスロヴァキア共和国にあるブラチスラバ美術大学で石版画を学び、現在もスロヴァキアを拠点に活動中。『めっきらもっきらどおんどん』(福音館書店)でデビュー後、本作や「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)など、多数の人気作品があります。絵の細部まで楽しむお子さまに向けて、“遊び"を潜ませるのが得意です。

みどころ
この絵本は、節分の時期に「鬼」に関する絵本を探していた際に出会いました。表紙に描かれた髪の長い女の子と、なんとも言えない表情をした鬼を見て、とても惹かれたのを思い出します。鬼が幼い娘を食べようとするはじまりに、最初はドキドキしますが、まゆの天真爛漫な姿や、鬼のタジタジな表情がおもしろく、親子で絵本の世界にどんどん引き込まれていきました。降矢さんの描く“遊び”心ある挿絵も味わい深く、私の娘は各ページに登場するキツネの動きがとても気になるようでした。この絵本を通じて鬼に親しみを抱いたお子さまからは、「鬼のお面をかぶって、豆まきをしたい!」とおねだりされるかもしれませんね。繰り返し読みたくなる作品です。

絵本の選定者:子育て絵本アドバイザー/絵本セラピスト 前田ちひろさん

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